Sea Bream from the Dead Sea?
死海からの鯛?
そんな馬鹿な。動物園や天文台のある Grifith Park の麓にある親戚の家は我が家から車で15分。4時間ほど楽しいときを過ごしたがみんな眠そう。自分がしゃべる段になると目を輝かして主役になるが(みんなおしゃべり!)、人の話を聞く番になると皆さんうとうと(人の話はどうでもいい?)。しかし、眠いのは、お腹が一杯で多少のアルコールが入っているせいもある。
死海からの鯛はもちろん嘘だが、私も騙された。どうやら鯛の塩焼きらしいものがテーブルにあるので解体されてみんなの腹に入ってしまう前に写真に納めていると、死海からの鯛だと言われた。まさか、と思ったが、聞くと(写真ではよく見えないが)鯛の皿が乗っているテーブルには、イスラエルの地図が敷かれている。何だ、やはり担がれた。しかし、塩辛い鯛だったから、本当に死海から来たのかもしれない(←まさか、そんなことはありえない)。
大晦日に夜更かしするのは世界共通。しかし、集まった一人は Pasadena 市の Rose Parade の山車の一つである北京オリンピック2008に反対する集会に出て、徹夜でそのまま Rose Parade に抗議してから来たので、眠いのは当然だ。反対の具体的理由は、北京政府の政治犯釈放であり、彼の持参した署名簿に、私も北京政府に抗議して署名した。
追加のURL 北京オリンピック
大事なURLを忘れましたので追加します。
http://www.rsf.org/
http://www.visual-artists-guild.org/VAG/Pages/_start.html
今回は、純粋に親類ばかりで、友人を連れてきた人はいなかった。来れなかったハワイの常連から長距離電話の参加もあった。しかし、思いがけず北カリフォルニアから高校のジュニアでLA地区の大学に進学予定のK君が来ていたので、慌ててお年玉を用意しようと財布を覗くと、50ドル札1枚がかろうじて入っていたから紙に包んでこっそり渡した。ジュニアというと11年生、すなわち日本の高校2年生だ。可愛い巻き毛は昔のままだが、急に背が伸びていてびっくりした。写真も撮ったが本人の許可がないので公開できない。可愛いんだがなあ(男の子だよ)。
一つ前のブログにも書いたことだが、アイヴィーリーグは金持ちが行くところだ。彼は数学と英語が得意で(要するに主要科目が得意)GPAが4(要するにオール5)だが、LA地区の公立のUCに行くと決めている。彼の父はアイヴィーリーグ出なのに、自分はアイヴィーリーグには行かず、UCに決めた理由は、実に、前のブログに書いた通りだ。彼は成績はいいが、彼の父親の所得が中途半端、要するに中流なのだ。アイヴィーリーグに行ける家庭の経済事情は二つ。思い切り金持ちか、優秀で家庭が貧困なこと。中途半端に収入があると、十分な奨学金は望めない。
K君は外国語としてフランス語をとっている。フランス語を話す母親がフランス語で話しかけるからフランス語で答えている。練習のつもりなのか、母親が息子の自慢をするつもりなのかわからない。日本人の血も入ってるんだから日本語もしゃべってみろ。だいたい日系の父親が日本語駄目とは、なんじゃらほい。