Christian Churches Offer Sanctuary for Illegal Immigrants--Is It Biblical?
キリスト教会が不法移民をかくまうのは聖書的か
今、シカゴやLAの教会が<政治的に>そして組織的に不法移民をかくまおうとしている。確かに、聖書には逃れの町の記述はあるが、この件では聖書的でないというのが私の考えだ。これは、カエザルの領域への教会の越権であり、神のことではないというのが理由だ。
このエルヴィラ・アリヤーノというメキシコ女性の場合は、不法移民の権利の象徴になったというよりは、私の見たところでは、札付き不法移民の象徴となったといったほうがよいように思う。それでも、最長20年の刑に処せられる可能性もあったのに、単なる強制送還なら御の字ではないかとも思う。
本来、この女性のような反抗的な行動や犯罪(諸書類の偽造)を犯していなければ、息子と共にアメリカに滞在できる可能性はあった。実際の数は公表されていないが(というより数え切れないのかもしれないが)、多くの不法移民の母親あるいは父親とアメリカ生まれの子供たちは平和に(?)アメリカで暮らしており、余裕ができると一定の罰金を払って正規の滞在手続きをとっているのである。(この子たちは、米国の出生地主義国籍法により、自動的にアメリカ市民なので親の手続きだけすればよい。)
このような女性の行動と存在は、実際は、穏健に合法的にアメリカに同化しようとしている「元」不法移民にとっては、迷惑な行動と存在であることを知らなければならない。そのうち、この種のニューズは日本に誤って伝えられるかもしれないので、今ここに日本語で書いている。逃れの町を気取っている教会は今のところ極少数であるし、これ以上増えることもないだろう。
しかし、この女性また入ってくるだろうな。浜の真砂と…。