Dr. Waterman's Desk

An old desk of an American theologian ("日本語" speaker) / Check out another blog please "Comments by Dr Marks"

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American citizen but a foreign native born in southern Germany, raised in northern Japan. He holds a Ph.D. degree in biblical theology (Center for Advanced Theological Studies, Fuller Theological Seminary). Dr. Waterman mainly lives in Los Angeles, California. He studied various subjects (philosophy, sociology, etc.) and languages in Japan and in America (Hirosaki University, University of Tokyo, Fuller Theological Seminary, and other institutions). Email: markwaterman(at)fuller(dot)edu. Some call him "Dr. Marks".

Tuesday, August 28, 2007

Misprints in Blogs

ブログの誤植

ブログだけでなく、Eメールもそうだが、出版書に比べれば誤植が多い。誰でもだ。私などしょっちゅう後で気づいてこっそり直している。なぜ多いかというと、(1)コンピュータの画面上ではピクセルの数や光のせいで細かなところが見えにくい、(2)コンピュータが勝手に変換してくれるので確かめずにその先をタイプしてしまう、(3)出版書や論文と違って他人が発表前に読んでくれない、などが原因となろう。

もちろん、自分で何度も読み直せば防げることは多いのだが、長い間書くことの訓練を受け(働きながらだけど人生の大半が学生だった気がする)、今逆に書くことを教え、また編集や査読をしたりされたりしてきた者としては、他人に読んでもらうことがどんなに助けになるかをよく知っている。もちろん、学問的な書き物は内容を念のため同業者に読んでもらってから公刊するのだが、内容以外にもよく誤植をご指摘いただき涙が出るほど嬉しくなることがある。

自分のブログに書いたものならいつでもアクセスできるので気づいたら直せるが、他人のブログにコメントしたことは自分では直せず、恥のかきっぱなしである(←この「かく」は掛詞なので漢字にしないでおく)。もちろん、内容があまりにも間違いだらけのコメントだったら、もう一度恥ずかしくもなくコメントして訂正するが、誤字の一つで訂正コメントを出すのは気が引ける。もっとも、命に関わる誤植なら訂正するにやぶさかではないが。昔、実験装置を裏焼きのまま(つまり左右逆)出版して大汗をかいたことがある。もっとも、誰でも気づくようなものではあったが、馬鹿がそのまま実行すれば危険だった。

今日、例の東大帝国主義の小谷野氏(どうやら猫猫先生などと呼ばれているらしいが)のブログに行ってみた。今回何がどうなったのかわからないが安倍政権の大臣になったマスゾエ先生のことを書いていた。私があるブログで悪口を書いてしまった先生だが、猫猫先生は自分の思い出の中でいい先生だったらしく、悪口大好き猫猫先生がしんみりと書いている。だいたい、院の授業に紛れ込んだ学部の学生がフランス語を間違って解釈したとしても、どんな先生だってやさしく指摘するにきまっているが、まぁいいだろう。私もマスゾエにはいいところもあると、先のコメントを訂正したい気にもなった内容だ。

ところで猫猫先生よ。あなたは人からのコメントも受け付けないは、メールも受けないはで、いつまでも汚れたままですよ。それにしても誰か私的に連絡を取れる人がいたら教えてやらないのだろうか。ひょっとしたら、意地悪して教えないのか。英文学会の会長さんでも教えてあげればいいのに。マスゾエの記事の一つ前8月28日の記事に、「議内閣制」とある。これじゃ内閣は議員じゃなければだめみたいじゃん。MPs (members of parliament)System なら、民間登用の大臣はできないことになる。そうじゃない。中学生でもわかるよ(中3で習う)。衆議でなく衆議に責任をもつから、「議内閣制」Parliamentary System の間違いなのだ。

単なるケアレスミスにしてはいつまでも気づかないものだ。☆マークはたくさん付いているから、読んでいる誰かは気づいているかもしれないが、本人に伝わらない悲劇。