Jury Sellection and Lottery
陪審団選別と宝くじ
本日正午、解放された。私は結局のところ弁護士や検事に試される立場にもならないうちに正陪審員と補欠が午前中に満たされた。
朝、ロールの時、事務官の名簿を見たら、だいぶ前のグループで(もはやアルファベット順ではなかった)もう少し長引けば私もボックスに入って質問される可能性があった。実際は、私が見ていても妥当な人たちが多数ボックスに入ったので、もうこれで決まりのような気がした。
その通りで、昼少し前に要員が満たされ、残りの者と今朝拒否された者たちは、事務室で服務証明書をもらって帰ることができた。何日も出かけて、結局はボックスで弁護団や検事と対峙することもなく帰るわけだ。一応みんなほっとして、これで自由だと喜んではいるが、初期の頃に帰された人たちとは別の感慨があるようだ。すなわち、何日かの間に場への感情移入が進んでいるので、選ばれる機会さえなかったことを残念がっている。我々は、残された者たちに、こそっと別れの手を振って法廷を後にした。
判事は皆の協力に感謝し、選ばれたのも選ばれなかったのも宝くじにたとえていた。そういえば、先ほど日本円で400億円の宝くじが52歳のトラック運転手に当たったと報道していた。ともかく、選ばれなかった我々も選ばれた者と同様、これから少なくとも3年間は(1年と聞いていたのだが)陪審員の義務を果たさなくていい。ただし、これは州裁判所からの召喚の話であって、連邦裁判所の召喚は、明日にもあっておかしくはない。
ところで、ずっと法廷で観察していたが、これらの若い被告連はワルかもしれないが、肝心の連続殺人に関しては誤認逮捕かもしてないと思った。どんな証拠なのか興味があり、今となってはチト残念だ。また、シロなら無罪になってほしい。
さあ、溜まったことを処理して(あれっ、採点してない課題が出てきた)、そして週末恒例の準備をしなきゃ。