In Venice
ヴェニスにて トップの写真のみ拡大可、大画面のたそがれの太平洋へ
なんて書くと、イタリアの Venezia (ヴェネツィア)にいるの?!、と勘違いされる。というか、勘違いさせるようにしているのだが、LA のヴェニス、正確に言えば、太平洋に面した Santa Monica Bay (サンタモニカ湾)の Venice Beach だから、英語の表題も In Venice ではなく At [the] Venice [Beach] とかするべきだ。だから、ごめん。イタリアではありません。だいたい運河の写真じゃないもんね。
日本と違い、こちらは正月といっても2日から仕事で忙しくなるのが普通だ。しかも、明日は夕方から客を迎えるし、元日はここ数年恒例の親戚の家で新年会だ。同じLAにいながら、親戚といっても、年に1回元日に会うだけの人もいるし、この機会にアメリカ各地から集まってくる人もいる。だから、不義理は許されない。というか、やはり楽しみだ。従って、束の間の休みといっても、その束の間さえ予定でびっしりだ。
今日の午後はいい天気だった。3時過ぎになって、ふと思い立って海を見にゆこうと小さな車を車庫から出した。日曜の午後の、しかも今日のようにいい天気の浜辺は駐車が大変だから、小さな二人乗りの車のほうが便利だ。これも羨ましいとよく言われるのだが、自宅から混んでいなければ30分で海に着く。しかも、高速など使わず、普通の道である。
幸いにして、浜から数十メートルのところに空きがあり駐車。無料駐車、ラッキー! しかし、着いてしばらくしたらもう日没。サーファーたちも、日没だから海から上がれ、とのガードのアナウンスで、名残惜しそうに浜辺に戻ってくる。海の向こう、すなわち日本の方向に太陽が沈むと、急に海も寂しくなるものだ。浜辺の土産物屋を少しひやかして早々に帰路についた。
帰ったら晩飯持参の客人来訪。その持参料理に、私がスープだけささっと作って夕食だ。あーあ、何だかいつも誰かがいるなー。それにしても、今朝、腹回りやほっぺたに異常を感じて、久しぶりに体重計に乗ったら、クリスマス太りで6ポンド増加していた。罪悪感というより、悔しい。皆様、正月太りにご注意あれ。