Visitors from the USA
アメリカからの訪問者
訪問者とは、このブログへの訪問者のことだ。訪問者の多くは日本からの方々だ。ご愛読くださる方もいて嬉しい。第一、自分で言うのもなんだが、一般受けする面白い話題が少ないし、極めて独りよがりの内容ときている。それでも読んでくださるのは素直に嬉しいし、コメントをいただけるのは、なお嬉しい。それが批判であっても、人は無視されるより嬉しいものだ。
アメリカからとは、文字通りアメリカ内のコンピュータからのことである。今までもアメリカからの定期的な訪問者は若干ながらいたのだが、多分、その方々は日本語の読める人たちだと思う。ただし、読めない人たちもいることはいた。例えば、アメリカのブログに英語でコメントしたときなど、一時的にアメリカからのアクセスが続くが、ほとんどは日本語の設定をしていないので、□□□…の連続が画面に出るため諦めて数十秒で退散している。(そうなることは日本語のできない友人のコンピュータ数台で検証済み。)
しかし、近頃、とくに書評が出てからというものは、数分間このブログに留まり、あちこちのページを覗く人たちが現れた。私のブログには英文の記事は三つしかない。しかし、タイトルや途切れ途切れの欧文から、私という者を探っているようだ。これはあくまでも推測だが、日本語のできない人たちがアメリカから訪れてくださったのだ。一生懸命、推理を働かして、どんなことをしている人物か見ているらしい。10分近くページをめくってくださった訪問者もいた。これは嬉しいというよりも、まことにありがたい限りである。
いましばらく、英文の感謝など書かず、不思議な著者のままでいよう。意地悪ではない。彼らの好奇心に水を注がないためだし、せっかく<そっと>覗いている彼らに失礼なはずだから。、敢えて言葉にして伝えることは控えて、私の心の感謝だけにしよう。