Saint Patrick's Day
聖パトリックの日
今日は緑一色の日だった。本来、385年3月17日に生まれたといわれるアイルランドの守護者、キリスト教の伝道者である聖パトリックのアイルランドの祝日だが、世界中のアイルランド移民が世界中で祝っているようだ。とくにアメリカのアイルランド移民は熱心で、このLAでもウエストウッド地区(UCLAのある所)では大騒ぎをしているようだ。
本当のところ、どうして緑なのかは、よくわからない。しかし、この日には皆が(アイルランド移民の子孫でなくても)緑の shamrock (クローバーの葉)か、何か緑色のものを身に付けて外出する。わたしも念のため緑のネクタイを締めて出かけた。なぜなら、緑を身に付けていないといきなり pinch されても文句を言えないことになっているのだ。実際、つねってくる人間がいるのには驚く。
渡米して数年の日本人S博士は、昨年教えておいたのだが、今年も忘れて緑なしで現れた。早速(冗談で)、「そんなことではこの国では大変だよ。おい、アイルランド移民を馬鹿にしているのか。カトリックの田舎者とでも思っているんだろう。」なんて言われるよと脅すと、S博士、素直に、「そうですね。」なんて返事したので、こちらが慌てた。