Dr. Waterman's Desk

An old desk of an American theologian (a native speaker of Japanese 日本語)

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Name: Mark W. Waterman
Location: United States

American citizen (but a native of Aizu 会津, Japan). He holds a Ph.D. degree in biblical theology (Center for Advanced Theological Studies, Fuller Theological Seminary). Dr. Waterman and his wife live in Los Angeles, California. He studied various subjects (philosophy, sociology, etc.) and languages in Japan and in America (Hirosaki University 弘前大学, University of Tokyo 東京大学, and Fuller Theological Seminary). For the blogger's photo, click on the first entry of this blog ("My friends, I'm here" posted on September 13, 2006). His favorite books: The Empty Tomb Tradition of Mark, アメリカの公共生活と宗教 Email: markwaterman(at)cp(dot)fuller(dot)edu. Some call him "Dr. Marks."

Tuesday, July 01, 2008

Please Visit My Japanologists Only Page

しばらくの間日本語のみの分家を訪問ください

Click on → http://d.hatena.ne.jp/DrMarks/

Friday, March 14, 2008

Cherry Blossoms in Balboa Park, Encino (Los Angeles)



LA の桜満開


[[お知らせ:どういうわけか、中国のサイトをあちこち検索した後に、多分ロボットでしょうが、中国発信のとんでもコメントが飛び込んできましたので、再びコメントにmoderationをかけました。コメントは私が確認した後で表示されますのでしばらくお待ちください。普通のコメントの場合、私は内容で拒否することはありませんのでお気軽にコメントしてください。以上お知らせです。MWW]]

ロスアンジェルス郊外エンスィノ市にあるバルボア公園の桜が満開だ。(もちろんLAダウンタウンの小東京の町並みにある小さな桜並木も満開らしい。)101号線で通りすがりにほんの20分ほど楽しんできた。

バルボア公園というと各地にあり、サンディエゴの同名の公園が有名なのでご注意。これはLAは Encino Cityにある桜の水上公園である。(公園に日本庭園があるのも同じだ。)

公園の直ぐ傍に住むガートルード婆さんに声を掛けて連れて行くつもりだったが、げほげほと咳をして風邪だと言う。仕方なく、「じゃ、今年は無理だな、来年まで生きていろよ!」と温かい励ましの憎まれ口を残して、私は公園に立ち寄った。

友人にそのことを言ったら、ブログに載せるから写真を一枚くれと言う。一番いいのを上げてしまったから、ここには変なのを載せる。出たがり屋の顔写真と一緒ですまん。

万朶(ばんだ)の桜か襟の色 花はバルボアに嵐吹く♪~

(分家のブログ「Comments by Dr. Marks」で連載している小説に関連し、蕾の状態の桜を載せたことがあるので、この写真はそのフォローアップでもある。写真は多分クリックすると拡大する。)

Sunday, March 02, 2008

What a Surprise, My Street Became a Route of LA Marathon!



ひゃー、我が家の前の通りがLAマラソンの走路!

我が家の前がマラソンルートになるとは今朝の今朝まで知らなかった。昨年までなら二筋違うバス通りだったはずなのに住宅街で車の通りも少ない我が家の前がコースだなんて。確かにご覧のとおりの広い道ではあるが、普段はとても静かなところである。先頭集団は後姿しか撮れなかったので載せない。なお、トップの写真だけ拡大できるのでクリックしてみてください。真ん中に変な奴が走っています。以下の写真は、例年の変り種ランナーです。この他にもたくさんあったのですが、うまく撮れませんでした。

今年はお陰で椅子と国旗を持ち出して応援できた。細君が黄色い声を張り上げるのでみんなが振り返る。「U―S―A!!!」 そして、大和魂の鉢巻をした日本人には「頑張れー」。すると、その後ろの白人の女性が突然「ありがとう!」。日本語使いは多いんだなー。高校や大学での日本語履修率は高いからなー。

私なんぞは走者が自分のカメラを出して一緒に記念写真に納まってくれと言われ協力してしまった。なにしろ、国旗だけでなく国旗のデザインの日傘まで差しているので目立つらしい。他に、男性1人、女性1人がトイレを貸してくれと言ってきた。すわ、一大事、早速案内して、出てきたところに庭のレモンを一個ずつ上げる。沿道ではトイレも貸さなきゃならないことがわかったから、来年はもう少しきれいにしておかなきゃ。(簡易トイレは幾つかの要所に設けられてはいる。しかし、それでも我が家のトイレのほうが使いやすいだろうし、どうも緊急だったようだ。)


上はマケインを支持する共和党のお爺さん(ここまで来るのは早かったよー)
下は自分からポーズを取った青色アフロ君

Thursday, February 07, 2008

Oy vey! In the Catholic Biblical Quarterly?

うへ~、季刊カトリック聖書学と来たもんだ!?

私の本の書評がまた出ている。アマゾンなどの一般書評ではない。専門家が専門誌に書いたものだ。米国カトリック聖書学会(The Catholic Biblical Association of America)の機関誌で季刊誌の Catholic Biblical QuarterlyCBQ)に載っている。今年の1月号(第70巻、2008年、p. 175-176)に出たばかり。今回のは前回の Review of Biblical LiteratureRBL)に載った書評とは一味違う。前のRBL のはほとんどほめてばかりで、しかも私自身の要約まで使っている気の抜けたようなやつだった。しかし、それでも、メジャーな一流誌に載ったのだから、まっいいか、だった。

今度のは違うよ。明らかに戦い挑んでる。それでもね、私ははじめ、うへ~(Oy vey!)ローマカトリック様が取り上げてくださったわい。嬉ぴい、と思ったものだ。なぜなら、私の「墓が空だった」という内容の本は、どちらかというとローマカトリックの神学と伝統に近いからだ。ハンス・キュングなんて、アフォな神学者はもろ馬鹿にして書いたことは書いたが、概ねカト様には好意的な本だ。

ところが、ところがじゃ。評者の名前を見て腰抜かす。ぎっくり腰の上に、腰を抜かして、冷や汗たらたら。じゃじゃーん! N. Clayton Croy 兄ちゃんだー!!! オハイオ州の Trinity Lutheran Seminary のプロテで、顔は優しそうだが怖~い兄ちゃんクロイ先生だ。

どうやら、CBQ の意地悪な編集委員が彼に書かせたような気がする。なぜかって? 実は、私のほうが先に、彼のことをけちょんけちょんに書いてしまったのじゃ。案の定、パピルスの冊子体は「弱い」(私は「強い」と主張)と再び主張して彼の説の出ている本をちゃっかり書評の中で宣伝しているではないか。それ以外は反論してこないのは間違いを認めたのかな?

しかし、クロイの兄ちゃんはほめてるところはほめてるし、確かに彼の指摘した弱点は私自身意識していたところで、ごもっとも、と認めるしかない部分もある。しかし、パピルスは強いんだよ。そんなに軟じゃない。

いつか、この日が来ると思ったが、思ったより早かった。日本じゃちっとも話題になってはいないが、ヨーロッパの人たちも読んでいてくれるし、ようやく敵からの反応があったことはある意味で嬉しい。喧嘩の相手になってくれないで無視されるのは寂しいもんね。

あっそうそう、oy veh とか、oy vey iz mir というのは、イーディッシュの感嘆詞ね。ユダヤ人のじいさん、ばあさんがしょっちゅう声に出すが、若い映画評論家などが今でも言ってるよ。

ここまで書いたときに、思い出したことがある。日本のブログで読んだのだが、確か田川建三にからんだ記事だったと思う。イエスの生涯や地上のイエスはキリスト教以前であり、イエスの死後がキリスト教の始まりだ。だからキリスト教と言ってもイエス教とは言わない。更に、イエスはキリスト教の教祖ではない、などとも書いていたのを見た。

それは、歴史の解釈次第なのだが、一般的にはイエスの生涯=史的イエスは初期ないし原始キリスト教の範囲である。むしろ、歴史家の間で問題なのは、この始まりではなく初期キリスト教の終わりをどこにするかだ。コンスタンチンの何時をもって初期キリスト教の終わりとするかのほうが問題のようだ。私は終わりのほうは専門外なのでとくに意見はない。しかし、初めのほうはパウロからキリスト教が始まったとか、どうたらこうたらは、今じゃシリアスな学者は誰も言わないのよ。断言してもいい。イエスからキリスト教が始まったに決まってるじゃないの。

ところで、歴史には、古代はここからここまで、中世はここからここまでなんて本当はない。高校の歴史の教科書の常識は専門家の間ではないのだ。ここからここまでというのは歴史が決めるのではなく、歴史家が決めているにすぎない。

Tuesday, February 05, 2008

Wife's Vote and Husband's Vote



妻の票、夫の票

一夜明けて Morning After の一言:マケインは予想通りだった。全米でも、代議員多数のカリフォルニアに関しても。マケインの96歳のお母さんの笑顔が印象的だったな。カリフォルニアのヒラリーの結果は予想した通りだった。黒人層や若者にオバマの人気があったが、彼らは実際は選挙にも行かないし、LAでの黒人は目立つが、カリフォルニア州はまだ黒人が10%を超えてはいない。アジア系やヒスパニックが多いとはいっても、全体の選挙登録数はいまだに白人が半数を超えており、この人たちは確実に投票に行く。ところで、改めてオバマの演説を聞いたが、かっこだけで中身がねい。ろくな教育もしないアフォな牧師の説教だぜ、ありゃ。聞いてるほうも聞いてるほうで、難しい具体的なことなら眠くなるが、Change! なんて聞くと簡単なのでわかった気になる。つり銭程度で喜んでいるならいくらでも上げるよ。しかし、衆愚政治はごめんだよ。

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西海岸時間夜7時の速報:今のところ東部と南部だけだが、意外なことにロムニーは地元のマサチューセッツを取っただけで蜂男マイク・ハッカビーが検討している。しかし、ジュリアーニのお陰でマケインがニューヨークを取ったのでマケイン有利は動かない。ところで大事な大事なカリフォルニア州の行方だが、細君はマケインだが、私と近場の友人3人はロムニーであり、マケインが負けて、ロムニーも負けて蜂男という可能性も少しだがある。あと1時間でカリフォルニア州の不在者投票分が発表になる。テレビにかじりつきだ。民主党はどうかって?ニューヨーク州など大きなところを取ってヒラリー小母さんが有利だよ。

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ドイツはもちろんその他の欧州の国には教会税というものがある。そんなものは一切なく、完全に自主的な(半強制的雰囲気のところもあるが)献金によって賄われているアメリカの教会とは違うため、初めて聞く人は驚く。多分、初めて聞く日本人なら、驚くだけでなく、腰を抜かす。「税務署ですけどー、今度お寺さんのために税金集めに来ました」、「ええー、何ですかそれ?町内会費?500円、1000円くらい?」、「えーと、所得の1割程度いただきます」、なんて聞いたら卒倒するだろう。

因みに日本語 WP で「教会税」として検索してもないので、ドイツ語で "Kirchensteuer" と入れたら出てきた。ドイツ語以外では、他に4か国語が項目を立てていたが、そのうちまともな記事は英語(church tax)だけだった。

それはともかく、教会税はそれぞれの信仰の教会に行く。つまり、ローマカトリック教ならローマカトリック教のために集められ、プロテスタント教ならばプロテスタント教に行く。つまり、妻が旧教なら旧教へ、夫が新教なら新教へそれぞれの所得から引かれることになる。その代わり神学部はそれぞれ国立(州立)大学の中に旧教学部と新教学部の両方があるので学費はロハだ。

さて、「妻の票、夫の票」だが、今日はいよいよ予備選の投票日。その分、いろいろと忙しくなる。投票所は今まで歩いてゆけるところだったが、ちょっと離れた中学校に今回は変更になっている。駐車スペースが心配だ。

今朝のテレビでは、シュワちゃんの家では(ビヴァリーヒルズが本宅なので投票のためにサクラメントから帰って来る)シュワちゃんが共和党なので共和党の中からはマケイン、妻のマリーは民主党なので民主党の中からケネディー家が後押ししている(マリーはケネディー家出身)オバマに投票するらしい、と報道していた。

予備選挙だから、共和党員は共和党員しか選挙できないし、民主党員は民主党員しか選べない。ていうか、共和党員の選挙票には共和党員の候補者名しか載っていないのだ。それが予備選挙(各党の候補者の中から1名本当の候補者を選び出す選挙)である。

実は、選挙の際は、ついでに各種の提案事項の投票もある。今回、我々カリフォルニア州民は、提案Sとか提案92-97などの各項目について、Yes or No を投ずることになる。我が家では、これらの各項目については、税金を上げる提案は No と決まっているので、夫婦とも同じになる。また、二人とも共和党員だ。しかし、予備選挙になると、予備選の気楽さ(いずれにしろ各党内の選択だから、誰が本候補になってもかまわない)で、妻はマケインに、私はロムニーにしようかなどと言っている。ロムニーが若くて熱心なのと経済に強いことは評価できると思っている。マケインは最後のチャンスなので勝たせてやりたい気もするが。

本選挙でヒラリーと対決するならマケイン、オバマと対決するならロムニーか。余り、予備選だからといって気楽ではないな。民主党の馬鹿どもが政権を執ったら、アメリカどころか世界が大変なことになる。真っ先に日本が沈没するな、間違いなく。ヒラリーかオバマか、マケインかロムニーかのカリフォルニアの結果と、このスーパーチューズデー全体の結果は、西海岸時間で今夜遅くあるいは朝早く決まる。

(写真は12倍ズームで、雪のかかった北の山々をパチリ。LAから20-30マイル東に行って北を見るともっと真っ白な山々が見える。ロッキー山脈というのは、カナダからこんな南まで走っているからね。)

Friday, February 01, 2008

Nod or Endorsement?



同意か推薦か

いろいろな新聞や放送局の見出しは "McCain gets Schwarzenegger's nod" が圧倒的に多く、稀に "McCain gets Schwarzenegger's endorsement" になっている。前の Mitt Romney の記事でシュワちゃんの推薦を欲しがるロムニーが漫画(動画)になってしまったが、そもそもシュワちゃんがあの段階でロムニーを推薦するはずがない。シュワちゃんはジュリアーニ元ニューヨーク市長を推薦するつもりが、ここに至って予備選落伍となったので、残る有力候補のうち仕様がないからマケイン小父さんになっただけだ。

だからマスコミの意地悪記者達は Endorsement(推薦)でなく Nod(頷き、同意、下手すりゃ承認か)という見出しを使ったのだ。ご丁寧に「やっと(finally)」と付け足す者もいる。どうしてシュワちゃんのお墨付き(推薦)が欲しいのかというと、本選挙でもそうだが、予備選挙でも代議員(delegate)というものがあって共和党なら共和党の各州の代議員の数が決まっている。少ない州なら30人くらいだが、カリフォルニア州の代議員は170人を超えておりニューヨーク州の100人ちょっとより多い。そして、ここが要なのだが、勝った候補が(その州で一位の候補が)take them all でその州の全票を我がものにする。

従って、カリフォルニアの票が自分の物になれば、弱小の州を5つくらい取ったことと同じなので、共和党の候補者は共和党員で州知事であるシュワちゃんの推薦を得ることが大事なことになる。また逆に、シュワちゃんはシュワちゃんで、自分の推薦という行為がカリフォルニア州の共和党員の投票動向にかかわるため、今までは迂闊に立場を表明できなかったわけだ。

政治のことは書かないつもりだったが、やはり選挙が目前となったし自分自身の決断も迫られているので書いてみた。告白すると、最初マケインでその後ジュリアーニだったのだが、ジュリアーニが落伍したから、しょうがない、マケインにすんべや。カリフォルニア州は来週の火曜日、すなわちスーパーチューズデーだ。(しかし、民主党がヒラリーなら何とかなるが、オバマはやりにくい。オバマなんかになったら、世も末だ。アメリカが不景気になって、日本人は皆風邪引くぞー、大変だぞー。)

Sunday, January 27, 2008

Work All Night after the Rain



雨上がりに徹夜で仕事

いったい何のこっちゃ? まっ、その言葉どおりじゃよ。

時は右端のロータリークラブの時計が示すとおり4時20分。朝じゃない、日曜の午後だ。雨が上がったので村の商店街に出てみると、上のほうに輝くばかりの青空が見える。私のポケットにはいつでも手帳より小さいくらいのキャノンのパワーショットがある。そうだ、Make every shot a PowerShot (←公式)なのだ。また、Every shutterchance is a PowerShot (←非公式)でもある。

車を持っていかれた頃から雨が続く。北の山々は雪らしい。雨上がりに徹夜で仕事。え~と、夜食は‥‥。

(写真をクリックすると青空が目の前に。嗚呼、基督の前の Mersault! ←意味不明。)

お知らせです。学校(FTS)の上記のEメールアドレスは再開されました。正常に動いていると思います。休止中のメールもすべて読みました。落としはないと思います。なお、Outlook から発信するのは従来どおりですが、学校のアカウントから直接発信する日本語(および古典語等を含む)メールはすべてユニコード(UTF-8)で記述されるように設定しました。多分、自動的に読むコンピュータのほうが多いでしょうが、日本語の手紙を受け取っても読めない場合はエンコーディングを UTF-8 にしてみてください。MWW

Thursday, January 24, 2008

Prank Call from Son Matt to Dad Mitt




息子のマットゥから親父ミットゥへのいたずら電話

My IT Assist., Mr. Sxlx, if you find any corruption or browser crash, please fix it as soon as possible. Thank you, MWW.

お知らせ:上記 Fuller のEメールが土曜日から月曜日にかけてシステム変更のため不通(e-mail blackout)になります。不通にはなりますが、メールそのものは保管されています(suspended in a queue)ので後日開きます。従って、急ぎでなければ、その間にくださっても OK は OK です。MWW

YouTube ノイローゼで上記のような SOS を付けておかなければならないのが悲しい。誰でもいいから壊れていたら通知してください。私の IT 助手は自動的に気づくわけではありませんので。

さて、この動画だが、政治的なキャンペーンのためではない。忙しくて記事など書いていられないのだが、昨日の朝、KTLA のニューズで見たのが余りにも可笑しく、可愛い息子と親父の関係なので紹介する。(日本でも紹介された?)

また、宗教学上のこともあるので、その紹介ということもある。アメリカで生まれたキリスト教を標榜するおかしなものの中で、「ものみの塔=エホバの証人」と「モルモン教」は有名である。それぞれについては、WP でも見ていただきたい。ここでは説明しない。ただし、現在のモルモン教徒は、かつてのようではなく、社会的には問題のない教派とみていい。ものみの塔は、テロリストではないが極端な原理主義で反社会的な行動を取ることがある(医療拒否と子供の私物化など)。その点は違う。

この動画に初めに出る若者は Matt Romney といって、共和党の大統領候補者 Mitt Romney の次男である。この Matt 君がミシガン州の予備選挙中の親父ロムニー候補をリラックスさせてやるつもりで、いたずら電話をカリフォルニア州のサンディエゴから親父にかける。それは、シュワルツネッガーカリフォルニア州知事のふりをしてかけるわけだが、初め(多分)シュワちゃんがロムニー候補に推薦(endorsement)をくれるのではないかと期待させるところがミソ。ところが、シュワちゃんらしき声は変な質問を始めるからおかしいなと思い、最後の「お前の父ちゃん今どこで何やってんの?」という台詞で、ロムニー候補は息子のいたずらだと気づくという話。

忙しい間をぬって食事しているところに電話して、しかもそれを録画したのだから、息子 Matt 君の協力者がいるはずだ。親父をリラックスさせるとか何とかいって、ちゃんと宣伝しているから、この次男も大したものだ。じゃ、長男はどこかって? 親父同様にハーヴァードのビジネススクールを出た長男は、ロムニー候補の選挙参謀だから、きっと側でいたずらに協力していたに違いない。

この候補者の宗教がモルモン教。そして、そのことがロムニー候補の弱点だという噂だ。しかし、彼はハーヴァードビジネススクールの優等生であり、大金持ちのビジネスマンであり、更にあのソルトレークの冬季オリンピックのとき、スキャンダルでめためたになった委員会の建て直しに乗り込んで大会を成功させ、しかも黒字にしてしまったことで有名だ。彼は、大統領になるためにマサチューセッツの州知事を一期で辞めてしまった人物でもある。詳しくは WP でどうぞ。ああ、忙しい、忙しい、と。

Friday, January 11, 2008

What Is History?

歴史とは何か?

まるでカー (E. H. Carr )みたいな題で申し訳ない。実は、分家で小説の真似事をしていて、そこに「歴史とは何か?」という短い文章を書いた。ここでは、それを読んでみてくださいということと、そのことが聖書学や初期キリスト教史に関わっているということを申し添えたいと思います。

http://d.hatena.ne.jp/DrMarks/20080113

少ないと言えば少ない、多いと言えば多い、現存の写本の断片や、歴史的な原資料を初めて手にすると心躍ります。しかし、資料が本物でも、その資料が担う情報が本物とは限らないのです。

(お知らせです)

Fookai さんと南都さん、お騒がせしました。ひょっとしたらということで、身内のIT助手に電話して見てもらいました。やはり、Fookai さんのおっしゃるとおりでした。私や南都さんのブラウザでは問題ないのですが、自動的に対応していないブラウザでは、今回も前にご指摘をわどさんから受けたときと同じで、画面が崩れるそうです。

彼が、通常に見える場合と崩れて見える場合の双方を実演してくれました。確かに、文字が勝手に薄くなって読めません。一応今はどこからでも問題なく見えるはずですが、不都合があったらまたコメントください。(なお、ほとんどのブラウザは普通に見えるので気づかなかったはずだと言われました。)

更に、私のブラウザの中国漢字についてもわかりました。普通の日本語フォントがあるブラウザでは問題がないそうです。実演してもらいました。私の今使っている移動用小型コンピュータ(Compaq)にまともな日本語フォントが入っていないので中国漢字を unicode が利用しているそうです。近く、まともな日本語フォントを彼に入れてもらうことにしました。

以上、お騒がせしました。そして、コメントありがとうございました。謝謝、
沃徳曼敬白。

Monday, January 07, 2008

Dr. Goodacre's YouTube



グッドエイカー博士のユーテューブ

Mark Goodacre が2004年に収録した"Who Wrote the Bible?" ものを YouTube で紹介している。今より少しハンサムに見える。まだ、イギリスのバーミンガムにいた頃のものだ。イギリスの発音に慣れないと聞き取りにくいが、ローマの地下集会所兼墓地であるカタコームの様子などが映し出されている8分間の動画だ。彼のブログにあったものだが、ここに転載する。

イエスの十字架上の死後、30余年も経った頃、ローマ皇帝ネロが64年のローマ市の大火の犯人としてキリスト教徒を名指し、いわれなく彼らを迫害し、ペテロもパウロも殉教の死を遂げる。この時期に(70年前後)現存する(あるいは現存云々にかかわらず)最初の福音書を書いたのはマルコであった。自分が目にしたものとして直接イエスの事跡を語れる古老が、高齢や殉教で世を去るのに伴い、マルコはイエスの事跡を書き留める必要を感じたのであろうか。

次に、マタイがマルコを元に書き直したことは、ほぼ明らかである。まさに、マルコそっくりの箇所が幾つもあるからである。著作権もないし剽窃(plagiarism 盗用)という考えもないから、使えるものはそのままマルコを使ったが、イエスの長い説教(山上の垂訓)もないし復活のイエスの姿もないし、またイスラエルの歴史にとっても不十分と思ったのであろう。マタイとしてはマルコの不十分な点を自分が補うつもりだったのかもしれない。

ルカは、同様にマルコを援用した。しかし、イスラエルに目を向けていたマタイとは別で、ローマの世界でも通用する常識的で普遍的な福音の伝達を試みたと言える。最後に、ヨハネは特殊な福音書だ。イエスの事跡をもう一度神学的なあるいは思念的な面から洗い直して、マルコ、マタイ、ルカとは一味違った観点から福音書を著した。

キリスト教徒は、古代からこれら4種の(外典の問題は別として)、ときには相矛盾する記述の福音書をあえて一つにまとめることはせず(歴史的にタチアヌスが個人で試みた Diatessaron という例はあるが)、いずれもイエスの生涯と弟子たちの働き、そして神のメッセージを伝えるものとして後代に受け渡してきた。

都合の悪いところを切ったり、余計なものを付け足さず、この4種の福音書がそのまま今日に伝えられていることを感謝したい。また、我々もこのまま後世に残して行きたいと思う。