This Year's Tote Bag--AAR/SBL San Diego 2007 & Tonight's Doggy Bag
今年の手提げ袋―AAR/SBL San Diego 2007 と今晩の残り物袋
やばい。日本語がやばい。Tote bag と英語のタイトルを入れたら、頭の中から日本語が出てこない。だいたいこの英語はもともと英語ではないから日本語でもトートバッグでいいと思ったが念のためグーグル辞書を引いたら、なんだ手提げ袋か。しかし、ちょっと違う。英語なら袋とは限らない。機内持ち込み可の大きさのバッグなら、袋状になっていない小型スーツケースでも tote bag と確かにいう。実際、私はスイスアーミーの tote bag (小型スーツケース)にブレザーやらネクタイやらワイシャツなどを入れてきた。
しかし、まあご覧のように、毎年学会でくれる tote bag はズックでできた手提げ袋そのものだ。(来年からはくれないかもしれない。)なかなかしっかりしていて使い勝手がいい。今年のデザインはAARとSBLの文字に青い海とビル群と黄色のヨットだ。サンディエゴ軍港の姿だ。ロスアンジェルス港とは違うかもしれない。因みに、ロスアンジェルス港とは、実際はロングビーチ港のことだ。(正確には、ロングビーチ湾にLA港とLB港が並んでいる。)夏のブログに書いたが、ここはメキシコとの国境の町なのに、意外や意外、LA市内よりもメキシカンをあまり見かけない。
軍港といえば、軍関係の施設がこの辺りにはごちゃまんとある。軍関係の車両もよく通る。実は、来る途中にトラックの計量料金所がある。高速道路で荷の重さに応じてトラックが料金を徴収されるのだ。ところが、1台のトラックがそれを無視して通り過ぎていく。こちらは好奇心でそのトラックに追いつき荷台を覗くと、案の定、軍関係の積荷だ。Tax exemption!
会場のコンヴェンションセンターの前で写してもらったのだが、背景は関係のないヒルトン。いや、もしもここに泊まれたら関係があるわけだが、私が申し込んだとき既に一杯だったので私はもっと高い(←料金だよ)ところになってしまった。今、部屋から繋いでいる高速インターネットの値段は1日11ドル取られる。けち!(←私じゃない、ホテルが。)まっ、ベルボーイに上げたチップ程度だから仕方ないか。お陰で、キャノンのドライヴァーをインストールし忘れた小さなコンピュータを持ってきてしまったのだが、オンラインでダウンロードできたし、メールの処理もできたし、こうしてブログも書ける。しかし、明日からは夜も会議に出るので忙しく、ブログの続報は帰ってからになるかもしれない。
今日、2人の日本人に会った。正確に言うと、1人には確かに会って挨拶した。クレアモントのマクドナルド親父のところにいる女性だ。向こうから気づいて会釈してくれた。もう1人は先にこのブログで紹介した伊藤教授。面識はないし、お互いに挨拶なし。彼はイギリスの人たちが多いセッションで聞いていた。ときどき眠りながら←お疲れなのよ。そういえば、あまりよく知らずに古代人の空間意識という、どちらかというとAARメンバーの多いワークショップに潜り込んだのだが、発表者が延々と同じことを繰り返すので眠くなり、早々に退散した。しかも、あの馬鹿野郎は法螺吹きだから、これ以上いたら時間の無駄と悟った次第。しかし、ワークショップという限られた参加者のところに紛れ込んだのに、参加者はみんな優しかったな。あの殿様然とした馬鹿野郎の薄鈍い話もニコニコして聞いている。あーあ、紳士淑女よ。
今晩の食事はフィッシュアンドチップス。ホテルに帰る途中あちこちのメニューを(正確には値段を!)見比べて歩いていたら、小柄な可愛い姉ちゃんが呼び込みをしていて愛想がいい。思わず、彼女について店内に。見るとウェイトレスは皆 Caucasian だが背が低い。要するに、呼び込みの姉ちゃんみたいなのばかり。店の方針か? 出てきたフィッシュが生焼きだったので焼直すように戻して(カツオの叩きやレアのビーフステーキじゃあるまいし)チップスなどを食べて待っていたら、まったく新しい皿で持ってきたから2皿並んだ形になった。当然食べ残したので、doggy bag を貰って詰めて帰った。明日の朝飯にしよう。儲かった。せこいな。せこいといえば、ホテルの室内の水は1本3ドル99セント+taxだ。誰がそんな水飲むか。下に降りてスーパーに行けば、同じ値段で反ダースも買える。けち!(←これは私のこと。)
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