A Birthday Present?
これも誕生日のプレゼントか
バースデーギフトにはいろいろあるが、今年は拙著(Empty Tomb)に対する「書評」をいただいた。南アのプレトーリア市にある University of Pretoria の若い学者(Michael R. Licona)による紹介だが、著者自身のわたしよりよくまとめて紹介してくれたと思う。この書評のネット版のリリースが3月31日、すなわちわたしの?回目の誕生日だった。
書評誌はいろいろあれど、(わたしらにとって)もっとも重要で権威のある Review of Biblical Literature に紹介されたのは感激である。RBLはネット購読だけで、3年続けてとった印刷体の購読を止めたばかりだったのだが、本年度版は早速冊子体も一つ注文しておこう(←現金な奴)。
友好的な評だが、もう少し議論のあるところを具体的に取り上げてもらえたら、全体的な紹介より面白かったと思う(←早速、書評者を批評している!)。URLは下記、pdfで5ページの全文も読むことができます。
http://www.bookreviews.org/bookdetail.asp?TitleId=5543
誕生日前日の夕方、細君がまた転んだ。長い足でY脚、内股気味なので安定しないのか、よく転ぶ。初めは十余年前、教会で転んで手を骨折、昨年5月には腰骨の一部を人工のものに取り替えた。この年、6月の日本行きを断念した。そして、30日の午後6時、前庭で悲鳴!顔面から突っ伏して倒れている。メガネは吹っ飛び、顔中血だらけ、わたしは咄嗟に悪夢の再来を予感し、心臓がドキドキ。
口中をかなり切り、鼻っ柱や頬が傷だらけだが、応急処置をして気づけば、手術した腰も手も何ともない。今なお骨と筋は大丈夫なので、人形のようにコトンと倒れたのがよかったのだろう。無理に手で突っ張ったりしていたら、腕を折ったかもしれない。不幸中の幸い。念のための前歯の検診とメガネの修理(ガラス2枚とも)が残ったが、唇のはれも徐々になくなっていく。
そんな中で翌日のわたしの誕生日は散々だった。私自身の熱がぶり返して汗、汗、汗…。痛みは引いたがまだ上唇がぶんむくれた(可愛い?)細君が、かわいそうにも再びわたしの介護。友人たちとレストランに出かける約束はキャンセルし、わたしはひたすら熱の追い出しに専念し、細君は自分の傷の手当と上唇のむくみ取りに精を出す一日と相成ってしまったのである。
そんな中で今日上記のニューズに接したので、belated birthday などと理屈を付けて、図書館の帰り道、久しぶりにビバリーヒルズの Bristol Farms で日本人MOおばさんの配下の者たち(何国人かは不明)が握る「すし折」をいくつか買って帰った。おばさんが「お久しぶり!」などと言ったって、そりゃ当たり前、貧乏人がしょっちゅう来るわけない。
まっ、それにしても天下のRBLが弱小の新興出版社の無名の者の(しかも学位論文を下地にした)本など書評するものかと思っていたが、今朝着信の書評本名を見て本当にビックリした。本が出版されてから10か月弱でRBLから書評が出たのだ。(喜んでばかりいられない、人はこれを読んでますます買わなくなるかもしれない、ウン、いや、そんな…。)
2 Comments:
うわ、遅くなって申しわけありません。
ハッピー・バスデイ・ツ・ユー、Dr.Waterman!! 著書が書評されるのも、グッド・タイミング!!
なのですが、先生も奥様もお体を大事になさってください。日本じゃ、こういいます。怒っちゃダメですよ。つまり・・・、
「もう、お若くはないんですから」と。
wordblow 様
ありがとうございます。
本当に体が資本だと思います。
夫婦ともどちらかというと固定給の仕事ではないもので(やってナンボです)。
wordblow 様もお元気でお書きください。
星条旗のMWW
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